[キーウ20日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会のフォンデアライエン委員長は20日、ウクライナへの支援として、最大350億ユーロ(390億ドル)を融資する方針を明らかにした。凍結されたロシア資産から得られる利子収入を活用するという。
この指標を受けて英ポンドはドルに対して一段高となった。ポンドは今週、米連邦準備理事会(FRB)が50ベーシスポイント(bp)の利下げを決める一方、イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利を据え置いたことから、ドルに対して2022年以来の高値を付けた。
ユーロ圏金融・債券市場では、域内国債利回りが上昇し、ドイツ債利回りの週間での上昇幅は6月以降で最大となる見込みとなった。米連邦準備理事会(FRB)の大幅利下げを受けリスク資産が選好される中、来週予定される主要経済指標の発表にも注目が集まる。
[ワシントン20日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は20日、今後数カ月にわたり「利下げ余地」が存在するとし、次回1、2回の会合で0.25%ポイントの利下げが想定できるという認識を示した。